ハーフガード

本日はハーフガードからの返しを紹介しました。

 

ハーフガードの形を確認後、返し方の考え方、戸崎式スイープ、

ハーフガードの考え方、ハーフガードに対するパスの考え方等々を

お話しました。

 

今日は、個々の技術の手順についての話ではなく、

『状況に対する考え方』に重きを置いて練習をしました。

 

一つ一つ分類して技の手順を覚えることも大切ですが、

全体に通じる考え方を知り、応用していくことも良い方法だと思います。

 

個人的には、後者のやり方が好きです。

少なくとも、今の僕にはそれが適しています。

 

しかし、分類したほうがシックリくる方もおられます。

 

その時の自分にあった方法で、柔術と向き合うのが『良し』だと思います。

 

人は時間と共に変わり成長していきます。

習熟度合いや、柔術に対する情熱、柔術の目標などによっても

恐らく、物を習得する方法も変わってくるとおもいます。

 

 

先日、部屋の片づけをしていたら、

今から約10年前に綴った柔術日記が出てきました。

 

その当時の私は、メモ魔で色々なことを記録することが趣味でした。

 

その趣味の一環で、その日に柔術で習った内容、

練習で感じたこと、次の日の練習のこと、

数年後の未来のことなど、徒然なるままに記してありました。

 

柔術ルールの乱取りで、自分が出来ることを

フローチャートで書いたメモもありました。

 

そのような行為をしていたことも失念していたので、

見ていて、とても面白かったです。

 

その当時の私なりに一生懸命に柔術に向き合って、

少しでも上達しようとする気持ちが伝わってきました。

 

しかし、時が経た今は、

その当時の自分の考え方や練習方法に違和感がありました。

 

目線が当時と今とでは、違っているのでしょう。

それが成長かもしれないし、衰えかもしれません。

 

当時の私が、今の私の考え方を受け入れられるか?というと、

土台が違うから受け入れるまでに時間が掛かるようにも思います。

 

結局の所は、何事も成長を早めるためには、

多くの先達の意見に耳を傾け、それを試し取捨選択し、

(その時の)自分にあったやり方で沢山練習と検証を繰返し経験値を増す。

 

これが大切なのかな?と想っております。

 

私事ですが、最近、自分の柔術の伸びしろが、『ぐっ』とふえた気がします。

 

自分の改善点と改善方法(トレーニング方法)が具体的に見つかり、

自分の動きが良くなってきていることが、実感できてきました。

 

その改善方法を提示してくれた人は、

全く柔術とは無縁の人で、今はスポーツも全くしてない人です。

 

我以外皆我師とよく申しますが、全くその通りですね。

 

多くの人の意見に耳を傾けることは大切だなぁ~と思う今日この頃です。

 

纏まりの無い文章で、あいすみません。

 

明日は、休館です。

キッチリ風邪を治したいと思います。

明後日、10/20(火)19時にVISCAでお会いしましょう。 失礼します。